地震保険の見直し
2024年08月10日
いつどこで起こるかわからない
地震
そして
備えについて遅れているのも 日本の文化
なぜでしょうね?
沢山の報道や備えを呼びかけてもしっかりと対策をしている人は
ごくわずかです。
今回の地震をきっかけに意識して「備え」の準備を行いましょう。
その中の一つを紹介します。
地震保険についてです。
地震保険は火災保険を掛けた額の半分が対象になります。
例)
火災保険1000万の場合は地震保険は500万
火災保険2000万の場合は地震保険は1000万
の保証をしますよ!という内容です。
地震が原因で発生した火災は 地震保険対応になります。
火災保険の対象にならないのです。
今までの震災の中で「地震保険」が支払われたケースは
全壊です。半壊は対象外になるようです。
火災保険も同じく 全焼は対象ですが半焼は出ません。
全く対応してもらえないという事ではありませんが
保険担当者と火災保険も地震保険の内容についてはしっかり見直しましょう。
建設会社は強い建物を造るように国から指示が来ます。
毎回地震が起きるたびに、建築基準法という法律改正が行われるのです。
一番注意しないといけない事は
工事中に地震が来たらどうなるの?
家造りが始まってもまだ 家 の形はありません。
形が無いものに保険はかけられないと言われます。
では何かあった場合はどうなるの?
「お施主様と建設会社との協議で決める」と契約書には書いているのが大半です。
協議って保険が無いから「誰がお金を払うの?」という話し合いになります。
どちらにも非はありませんが・・・どちらも負担したくありません。
お施主様が払わないと言われたら、最小限の工事にして完成してしまうでしょう。
工務店も保険に入っていない為、赤字になるからです。
おそらく施主様が追加ローンを組むことになるでしょう。
工事中は「天災が来ないように祈るしかない」という事を
営業マンは平気で言っています。
気を付けましょう!
ちゃんと天災時に対応できる保険はありますから大丈夫です。
イチかバチかみたいな家造り計画はやめてください。
しっかりとカバーしてもらえる工務店・建設会社を選びましょう。
佐藤建設株式会社 耐震診断士 佐藤 光輝
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木造住宅の耐震化を支援します – 宮崎市 [Miyazaki City]