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私の家のイメージを断ろうとする

宮崎県内で色んな工務店・建設会社・ハウスメーカー・設計事務所に足を運んだ。

 

私がこんなイメージで家造りをしたいとデザインを説明しても

 

「イメージはわかりますが、構造的に難しいですね」

「このデザインは木造には向いていないかもしれません」

「この材料は使ったことが無いので保証ができません」

「複雑すぎてコストがかなりかかるのでお勧めしませんよ」などなど

 

作る側ができるだけ考えなくて良いようにイメージや間取りを考えたのに

帰ってくる言葉はネガティブな声ばかり・・・。

 

私が間違っているのか?

私の説明が悪いのか?

プロとしての説明は間違っていないのか?

コストはそんなに上がるのか?いくら上がるんだよ!

 

もう説明するのも疲れ果て、自分に自己嫌悪さえ感じているあなた。

何を言ってもどうせできないんだ!というのが今の心境ではないでしょうか。

 

イメージを伝えたい

服、靴、インテリア商品などなど好みは千差万別です。

形が出来上がっているものは確認しやすく、車がわかりやすいですね。

外観も確認でき試乗もできアクセルの感覚もわかります。

 

家つくりはそうはいきません、車を1から造り始める事と同じです。

どんな形に完成するのか?わかりません。

だからこそ家造りは車を買うようにはいかないんです。

 

時間を掛けて当たり前、時間を掛けたくなければ建売をお勧めします。

注文住宅であれば、宮崎市内の業者さんを回って話を聞いてみる。

建売であれば、宮崎市内の建売を全て見て回る。

 

お客さんを見ていると「めんどくさい」と思っている方が多く見受けられます。

だから家造りで失敗するのです。

 

そんな方たちの特徴は

情報収集が中途半端

高額な住宅ローンを組むのに行動範囲が狭い

メモをしないから途中からわからなくなる

家造りの話し合いを家ではしないで業者の会社だけで行う

などなど

 

では家造りの完成満足度が高かったお客様はどうでしょう?

宮崎市内の工務店・建設会社・ハウスメーカー・設計事務所

にほぼ相談に行っている。

わからないリスト・聞きたいリストをまとめている。

家では家族と家造りの話を行い夫婦それぞれの希望がある。

 

そんなことわかってるよ・・・と聞こえてきそうですが

これが現実です。

 

家造りのイメージを沢山集める

今までは住宅雑誌など色んなスタイルの本を収集しお客様に貸し出しをしていました。

お客様の好みの本を選択して持って帰り自宅で付箋を貼って持ってきてもらう。

このやり方が一般的だったのですが、最近は本を持って帰ることが少なくなりました。

この先は事務所に本を置くこともなくなりますので別の方法が良いと思います。

 

最近のお勧めはピンタレストです。

自分の好みである写真などをクリックすると関連性の高い画像ばかりになります。

その中でピッタリのイメージを探しやすくなりますのでお勧めします。

私がお客様のイメージを情報収集するのにも活用しています。

その他に写真集や女性雑誌、男性雑誌など建築とは関係ない本でも

カメラマンは背景にこだわります。

室内の撮影現場などはとてもオシャレだったりカッコよかったりするので

モデルさんの室内背景写真などを参考になりますね。

イメージに近い家を探す

色んな建築関係の会社のHPを拝見して施工事例を見てみることをお勧めします。

完成写真など参考にしてイメージに近い家が見つかれば建築業者さんに相談して

家を見せてもらうことも大切です。生活が始まってからのお話やお勧めのポイントなど

直接お聞きすることをお勧めします。

 

 

代表取締役 佐藤光輝