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ポータブル電源の容量と選び方

 

災害時もアウトドアも安心!
ポータブル電源の容量と選び方を徹底解説

 

こんにちは!今回は、近年注目を集めているポータブル電源について、その中でも特に重要な「容量」と、自分にぴったりの一台を選ぶための注意点を徹底解説します。
ポータブル電源と
は、バッテリーを内蔵しており、ACコンセント、USBポート、DC出力などの形式で電源を供給し、持ち運びが可能です。

災害時の備えとしてはもちろん、キャンプや車中泊などのアウトドアシーンでも大活躍してくれるポータブル電源。しかし、種類が多くてどれを選べばいいか迷ってしまいますよね。

この記事を読めば、あなたに最適なポータブル電源選びのヒントが見つかるはずです!

 

なぜポータブル電源が必要な理由

  • 災害時の備えとして: 地震や台風などの自然災害が発生した場合、停電は避けて通れません。
    そんな時、ポータブル電源があれば、スマートフォンや情報収集のためのラジオ、照明などを動かすことができます。命を守るための情報を手に入れることはもちろん、日々の生活を維持する上でも非常に重要な役割を果たします。
  • アウトドアでの快適な電源確保: キャンプや車中泊など、アウトドアを楽しむ際に、電源がない場所でも家電製品を使えるのは非常に便利です。電気毛布で暖かく眠ったり、ポータブル冷蔵庫で冷えた飲み物を楽しんだり、より快適なアウトドアライフを送ることができます。

 

ポータブル電源の容量とは?

ポータブル電源を選ぶ上で、最も重要な要素の一つが「容量」です。
容量とは、ポータブル電源がどれだけの電力を蓄えられるかを表す指標で、「Wh(ワットアワー)」という単位で示されます。

・Wh(ワットアワー): 1時間あたりに使える電力量を表します。例えば、100Whのポータブル電源は、100Wの電力を1時間使える、または50Wの電力を2時間使えるという計算になります。
量が大きいほど: 容量が大きいほど、より多くの電力を蓄えられ、より長時間家電製品を使用できます。

容量選びの注意点:用途に合わせて考えよう!

・ポータブル電源の容量を選ぶ際には、以下の点を考慮することが重要です。

家電製品の消費電力を確認:
・使いたい家電製品の消費電力を事前に確認しておきましょう。製品本体や説明書に記載されています。
消費電力の合計を算出:
・複数の家電を同時に使用する場合は、それぞれの消費電力を合計し、必要な容量を把握します。
余裕を持った容量を選ぶ:
・消費電力の合計値ぴったりの容量を選ぶのではなく、少し余裕を持った容量を選ぶのがおすすめです。家電製品の起動時には、消費電力が一時的に大きくなることがあるためです。
使用時間:どのくらいの時間使いたいか:
・必要な容量は、家電製品の使用時間によっても変わってきます。例えば、スマートフォンを充電するだけなのか、数日間家電を動かし続けたいのかによって、必要な容量は大きく異なります。
長時間使用する場合:
・長時間使用する場合は、より大きな容量のポータブル電源を選ぶ必要があります。

ポータブル電源の充電時間:

 ・充電時間も考慮する:
ポータブル電源の容量が大きいほど、充電時間も長くなる傾向にあります。充電時間も考慮して、自分に合った容量を選びましょう。

 ・充電方法を確認する:
ACアダプターでの充電だけでなく、ソーラーパネルでの充電に対応しているモデルも。災害時など、電力供給が不安定な状況での充電方法も考慮しましょう。

容量の目安

家電の容量の目安

  • スマートフォン: 約10Wh(2~3回充電可能)
  • ノートパソコン: 約50~70Wh(約1回フル充電可能)
  • 小型冷蔵庫: 約100~200Wh(数時間稼働)
  • 電動ポット: 約200~300Wh(数時間稼働)

 

ポータブル電源を選ぶ際の容量の目安

スマートフォンの充電など、ちょっとした利用

 ・容量: 200Wh〜400Wh程度

 ・特徴: 小型で持ち運びやすく、日常使いや短時間の外出に便利です。

 ・用途例: スマートフォンやタブレットの充電、USB扇風機、LEDライトなど。
キャンプや車中泊での利用

 ・容量: 500Wh〜1000Wh程度

 ・特徴: ある程度の家電製品を使用できるため、アウトドアでの快適性を向上させます。

 ・用途例: ポータブル冷蔵庫、電気毛布、小型炊飯器、扇風機など。
災害時の備えとして、複数家電を長時間利用

 ・容量: 1000Wh以上

 ・特徴: 複数の家電を同時に使用でき、長時間の停電にも対応できます。

 ・用途例: テレビ、電子レンジ、電気ケトル、炊飯器など。

 

 

ポータブル電源を選ぶ際のその他の注意点

容量以外にも、ポータブル電源を選ぶ際には以下のような点に注意が必要です。

・出力ポートの種類:

・AC出力: コンセントと同じように家電製品を使用できます。
・USB出力: スマートフォンやタブレットの充電に便利です。
・DC出力: 特定の家電製品やアクセサリーに使用します。

安全性:

・PSEマーク: 日本国内の安全基準を満たしていることを示すPSEマークが付いているか確認しましょう。
・過充電保護機能: 過充電によるバッテリーの劣化や発火を防ぐ機能があるか確認しましょう。

耐久性:

・防水・防塵性能: アウトドアで使用する場合には、防水・防塵性能があると安心です。
・耐衝撃性: 落としたりぶつけたりした場合の耐久性も考慮しましょう。

メーカーの信頼性:

・実績のあるメーカー: 実績があり、信頼できるメーカーの製品を選ぶようにしましょう。
・保証: 保証期間やサポート体制も確認しましょう。

持ち運びやすさ:

・重量・サイズ: ポータブル電源の重量やサイズは、持ち運びやすさに影響します。

・取っ手の有無: 取っ手が付いていると、持ち運びが便利です。
充電方法:
・ACアダプター: 一般的な家庭用コンセントから充電できます。
・シガーソケット: 車のシガーソケットから充電できます。
・ソーラーパネル: 太陽光で充電できます。

 

国産メーカー

 

・EcoFlow(エコフロー) おすすめの大容量ポータブル電源|EcoFlow DELTAシリーズ – EcoFlow Japan

・Anker(アンカー)ポータブル電源 | Anker Japan 公式オンラインストア

・Jackery(ジャクリ)快適な車中泊を実現するJackeryポータブル電源おすすめ|Jackery公式サイト – Jackery Japan

 

・dabbsson
Dabbsson DBS1000Proポータブル電源 – 高容量 | 強力2000W

 

・DJI DJI Power 1000 – 1024Wh ポータブル電源 – DJI

 

・VICTOR ポータブル電源 | Victor

 

・JVC ポータブル電源 | JVC

 

・BLUETTIE(ブルーティ)BLUETTI(ブルーティ)公式サイト-ポータブル電源

比較例

 

まとめ:自分に合ったポータブル電源を見つけよう!

ポータブル電源は、災害時やアウトドアなど、様々なシーンで活躍してくれる便利なアイテムです。しかし、選び方を間違えると、せっかく購入しても十分に活用できないことがあります。この記事を参考に、自分のライフスタイルや用途に合ったポータブル電源を見つけてくださいね。

  • 容量: 使用する家電製品と使用時間に合わせて選ぶ
  • 出力ポート: 必要なポートの種類を確認する
  • 安全性: PSEマークや過充電保護機能の有無を確認する
  • 耐久性: 防水・防塵性能や耐衝撃性も考慮する
  • メーカーの信頼性: 実績のあるメーカーを選び、保証内容を確認する
  • 持ち運びやすさ: 重さやサイズ、取っ手の有無を確認する
  • 充電方法: ACアダプター、シガーソケット、ソーラーパネルなど、必要な充電方法に対応しているか確認する

 

ポータブル電源(コンセント式)はあくまでも持ち運びのできる電池という感覚なので、持続時間は利用する電化製品にもよりますが、1日~2日。また、充電をしなければ使えません。一時的な電気の確保ということになります。
この記事が、あなたのポータブル電源選びのお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!