【DIY倉庫向け】ガレージシャッターの種類を徹底比較!防犯性を重視した選び方
2025年02月09日
DIYで作った大切な倉庫、雨風や盗難から守りたいですよね?
この記事では、DIY倉庫に最適なガレージシャッターの選び方を徹底解説!
シャッターの種類や防犯性能、設置方法まで、DIYerが知りたい情報を網羅しています。
シャッターの種類を巻き上げ式、オーバースライダー、スイングアップの3種類に分け、それぞれの特徴やメリット・デメリットを比較。さらに、手動式と電動式の比較や、各種類の防犯性能についても詳しく解説することで、あなたのDIY倉庫にぴったりのシャッターが見つかります。
サイズ、設置場所の環境、予算、そして防犯性… これら4つのポイントを押さえた選び方ガイドで、失敗しないシャッター選びを実現しましょう。
文化シャッター、LIXIL、三和シャッター工業など、人気メーカーも紹介しているので、製品選びの参考にもなります。実際のDIY設置事例も掲載しているので、設置作業のイメージも掴めます。この記事を読めば、DIY倉庫に最適なシャッターを選び、安心して保管できるようになります。
目次
DIY倉庫にシャッターを取り付けるメリット
DIYで作った大切な倉庫。せっかく作ったのであれば、長く安全に使いたいですよね。
シャッターを取り付けることで、様々なメリットが得られます。
盗難やイタズマなどの防犯対策はもちろん、雨風や日差しから保管物を守る効果も期待できます。DIY倉庫にシャッターを取り付けるメリットを詳しく見ていきましょう。
防犯性の向上
DIY倉庫は、家の外に設置されることが多く、施錠していない状態だと盗難のリスクが高まります。
シャッターを取り付けることで、物理的な侵入障壁となり、盗難の抑止力を高めることができます。
特に、電動シャッターはリモコン操作で施錠・解錠ができるため、利便性も高く防犯対策として有効です。
保管物の保護
雨風や直射日光は、保管物を劣化させる原因となります。
シャッターは、これらの外的要因から保管物を守る役割を果たします。
特に、湿気に弱い工具や材料、DIYで作った作品などを保管する場合は、シャッターによる保護が重要です。
プライバシーの確保
シャッターを閉めることで、倉庫の中身が見えなくなり、プライバシーを確保することができます。DIYで作った作品や、趣味の道具などを人に見られたくない場合に有効です。
倉庫の外観向上
シャッターは、倉庫の外観をスタイリッシュに演出する効果もあります。
様々なデザインやカラーのシャッターがあるので、DIY倉庫のデザインに合わせて選ぶことができます。住宅の外観との調和も考慮して選ぶことで、より美しい景観を創出できます。
防音効果
シャッターは、ある程度の防音効果も期待できます。DIY作業で発生する騒音や、倉庫内に保管している機械の動作音などを軽減する効果があります。近隣への騒音対策としても有効です。
様々なメリットを比較
シャッターの種類によって得られるメリットも異なります。以下に主要なシャッターの種類とそれぞれのメリットをまとめました。
シャッターの種類 | 防犯性 | 保管物保護 | プライバシー確保 | 外観 | 防音 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
巻き上げ式 (手動) | 〇 | 〇 | 〇 | △ | △ | 安価 |
巻き上げ式 (電動) | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | △ | 高価 |
オーバースライダー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 中程度 |
スイングアップ | △ | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 | 中程度 |
※〇:優れている、△:やや劣る、◎:特に優れている
これらのメリットを比較検討し、自身のDIY倉庫に最適なシャッターを選びましょう。
ガレージシャッターの種類
DIY倉庫に設置するガレージシャッターは、大きく分けて以下の3つの種類があります。それぞれの特徴を理解し、ご自身のDIY倉庫に最適なシャッターを選びましょう。
巻き上げ式シャッター
巻き上げ式シャッターは、最も一般的なシャッターの種類です。シャッターカーテンが上部に巻き取られるため、開閉時に左右のスペースを取りません。限られたスペースのガレージに最適です。手動式と電動式があり、電動式はリモコン操作で開閉できるため利便性が高いです。素材はスチールやアルミが主流で、耐久性にも優れています。
手動式
手動式は、シャッターカーテンに付いたハンドルやチェーンを操作して開閉します。比較的安価ですが、大きなシャッターの場合、開閉に力がいることがあります。また、防犯性は電動式に比べて劣る傾向があります。
電動式
電動式は、モーターによってシャッターの開閉を行います。リモコン操作で簡単に開閉できるため、利便性が高いです。また、タイマー機能やセンサー機能を備えた製品もあり、防犯性を高めることも可能です。ただし、手動式に比べて価格が高い傾向があります。
オーバースライダーシャッター
オーバースライダーシャッターは、シャッターカーテンが天井に沿って水平にスライドして開閉するタイプのシャッターです。天井の高いガレージや、開口部が広いガレージに適しています。また、開閉がスムーズで静かなのが特徴です。巻き上げ式シャッターと同様に、手動式と電動式があります。
オーバースライダーシャッターは、デザイン性が高い製品も多く、ガレージの外観をスタイリッシュに演出したい方にもおすすめです。ただし、設置スペースが必要なため、DIY倉庫の構造によっては設置が難しい場合があります。
スイングアップシャッター
スイングアップシャッターは、シャッターカーテンが一枚のパネルで構成されており、上方に跳ね上がるように開閉するタイプのシャッターです。開口部全体が大きく開放されるため、開放感があります。また、天井に収納スペースが必要ないため、天井が低いガレージにも設置可能です。ただし、シャッターを開けた際に、上部にスペースが必要となるため、注意が必要です。跳ね上がったシャッターが屋根に干渉しないように設置場所を選ぶことが重要です。手動式と電動式があり、電動式はリモコン操作で開閉できます。
種類 | メリット | デメリット | 価格帯 | 適したガレージ |
---|---|---|---|---|
巻き上げ式 | 省スペース、種類が豊富 | 電動式は高価、手動式は開閉に力が必要 | 安価~高価 | 限られたスペースのガレージ |
オーバースライダー | 静かでスムーズな開閉、デザイン性が高い | 設置スペースが必要、価格が高い | 高価 | 天井の高いガレージ、開口部が広いガレージ |
スイングアップ | 開放感がある、天井に収納スペース不要 | 開けた際に上部にスペースが必要 | 中価格帯~高価 | 天井が低いガレージ |
上記以外にも、シャッターの素材として、ガルバリウム鋼板やアルミなどがあります。ガルバリウム鋼板は耐久性、耐食性、耐熱性に優れており、軽量で加工しやすいという特徴があります。アルミは軽量で錆びにくく、デザイン性が高いというメリットがあります。それぞれの素材の特徴を理解し、DIY倉庫の環境や用途に合わせて最適なシャッターを選びましょう。
各シャッターの種類の防犯性能比較
DIY倉庫にシャッターを設置する大きな目的の一つが防犯対策です。ここでは、各シャッターの種類の防犯性能を比較し、最適なシャッター選びの参考となる情報提供をします。
巻き上げ式シャッターの防犯性
巻き上げ式シャッターは、最も普及しているタイプであり、防犯性能も比較的高いシャッターです。特に、電動式は手動式に比べて、外部からの不正開錠が難しいというメリットがあります。
手動式
手動式の巻き上げ式シャッターは、比較的安価ですが、バールなどを使ってこじ開けられる可能性があります。補助錠の設置や、シャッターグリルとの併用で防犯性を高めることが重要です。
電動式
電動式の巻き上げ式シャッターは、リモコン操作で開閉できるため、利便性が高いです。また、手動式に比べて不正開錠が難しく、防犯性能も高いです。さらに、防犯センサーやアラームシステムと連携させることで、より強固なセキュリティ対策が可能です。
オーバースライダーシャッターの防犯性
オーバースライダーシャッターは、シャッターカーテンが横にスライドして開閉するタイプです。 開閉時にスペースを取らないため、設置場所の制約が少ないというメリットがあります。ただし、構造上、巻き上げ式に比べるとこじ開けられやすい側面があります。そのため、補助錠の設置や防犯センサーとの併用など、防犯対策を強化することが重要です。
スイングアップシャッターの防犯性
スイングアップシャッターは、シャッターが上部に収納されるタイプで、開口部を広く取れることが特徴です。 開閉もスムーズで、デザイン性も高いため、住宅ガレージにもよく採用されます。しかし、他のシャッタータイプと比較すると、防犯性は低い傾向にあります。こじ開けに弱いため、防犯対策を十分に検討する必要があります。補助錠や防犯ガラス、センサーライトなどを併用することで防犯性を高めることが可能です。
シャッター種類 | 防犯性 | 価格 | 操作性 | 設置スペース |
---|---|---|---|---|
巻き上げ式(手動) | 普通 | 安価 | 手動 | やや必要 |
巻き上げ式(電動) | 高い | 高価 | 電動 | やや必要 |
オーバースライダー | やや低い | 中程度 | 手動/電動 | 不要 |
スイングアップ | 低い | 高価 | 手動/電動 | 上部必要 |
上記の表は、各シャッターの防犯性、価格、操作性、設置スペースを比較したものです。防犯性を重視する場合は、電動式の巻き上げ式シャッターがおすすめです。予算を抑えたい場合は、手動式の巻き上げ式シャッターも選択肢となりますが、補助錠などの防犯対策を併用することが重要です。設置スペースに制約がある場合は、オーバースライダーシャッターが適しています。
最終的には、DIY倉庫の用途、設置環境、予算などを考慮して、最適なシャッターを選びましょう。専門業者に相談することで、より適切なアドバイスをもらえるでしょう。
DIY倉庫に適したガレージシャッターの選び方
DIYで倉庫を建てたなら、大切な道具や資材を守るためにガレージシャッターの設置は必須と言えるでしょう。しかし、シャッターの種類は多岐にわたり、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いはずです。そこで、DIY倉庫に適したガレージシャッター選びのポイントを、サイズ、設置環境、予算、防犯性の4つの観点から解説します。
DIY倉庫のサイズに合ったシャッターを選ぶ
シャッターを選ぶ際には、まずDIY倉庫の開口部寸法を正確に測ることが重要です。開口部の幅と高さに合わせてシャッターのサイズを選びましょう。小さすぎると隙間が生じて防犯上問題となる可能性があり、大きすぎると取り付けができない場合があります。
シャッターの種類によって、対応可能なサイズも異なります。例えば、巻き上げ式シャッターは比較的小さな開口部から大きな開口部まで対応できますが、オーバースライダーシャッターは広い開口部には適していますが、天井スペースが必要になります。スイングアップシャッターは開口部の上部スペースを必要としないため、天井が低い倉庫にも設置可能です。
設置場所の環境に適したシャッターを選ぶ
設置場所の環境もシャッター選びの重要な要素です。特に風の影響を受けやすい場所では、耐風圧性能の高いシャッターを選ぶ必要があります。海岸沿いや強風の通り道に設置する場合は、特に注意が必要です。また、積雪地域では、雪の重みに耐えられるシャッターを選ぶ必要があります。
さらに、開口部周辺の壁の材質や強度も確認しましょう。シャッターの取り付けには、十分な強度が必要です。軽量なシャッターであれば木造の壁にも取り付け可能ですが、重量のあるシャッターの場合は、鉄骨造やコンクリート造の壁が適しています。
予算に合ったシャッターを選ぶ
ガレージシャッターの価格は、種類、サイズ、材質、機能によって大きく異なります。手動式シャッターは電動式シャッターよりも安価ですが、開閉の手間がかかります。電動式シャッターは便利ですが、初期費用に加えて電気工事費用も必要です。予算に合わせて最適なシャッターを選ぶようにしましょう。
シャッターの種類 | 価格帯 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
手動式巻き上げシャッター | 比較的安価 | 電気工事不要 | 開閉に手間がかかる |
電動式巻き上げシャッター | 高価 | 開閉が楽 | 電気工事が必要 |
オーバースライダーシャッター | 中~高価 | 静音性が高い | 設置スペースが必要 |
スイングアップシャッター | 中~高価 | 天井スペース不要 | 断熱性が低い場合がある |
防犯性を重視したシャッターを選ぶ
DIY倉庫には、高価な工具や資材が保管されている場合が多く、防犯対策は非常に重要です。シャッターを選ぶ際には、防犯性能も考慮しましょう。補助錠付きのシャッターや、防犯センサーと連動できるシャッターは、防犯性を高める効果があります。
シャッターの材質も防犯性能に影響します。アルミ製シャッターは軽量で安価ですが、スチール製シャッターに比べると強度が劣ります。防犯性を重視するのであれば、スチール製シャッターがおすすめです。また、スラット(シャッターの羽根)の形状も防犯性能に関係します。フラットスラットよりも、ボックススラットやディンプルスラットの方が強度が高く、こじ開けにくいため、防犯性に優れています。
これらのポイントを踏まえ、DIY倉庫の用途や目的に合わせて最適なガレージシャッターを選びましょう。専門業者に相談することで、より適切なアドバイスを受けることができます。
DIYでガレージシャッターを設置する際の注意点
DIYでガレージシャッターを設置する場合、安全かつ正しく設置するために、いくつかの注意点があります。事前の準備と計画が成功の鍵となります。下記の点に注意し、安全に作業を行いましょう。
シャッターのサイズと重量
シャッターのサイズと重量は、設置作業の難易度を大きく左右します。特に大型のシャッターは非常に重いため、一人での作業は危険です。必ず複数人で作業を行い、適切な持ち上げ工具を使用しましょう。 また、シャッターのサイズが設置場所に合っているか、開口部との隙間などを事前に確認しておくことも重要です。採寸ミスは後戻りできない大きな問題につながる可能性があります。正確な採寸を行い、余裕を持ったサイズ選びを心がけましょう。
設置場所の強度
ガレージシャッターは重量があるため、設置場所の強度が十分でなければ、シャッターの落下や建物の損傷につながる可能性があります。設置場所の壁や天井がシャッターの重量に耐えられる強度を持っているか、事前に確認しましょう。 必要に応じて補強工事を行うことも検討してください。特に木造ガレージの場合は、柱や梁の強度が十分か、専門家に見てもらうことをお勧めします。また、シャッターレールを取り付ける部分の強度も重要です。レールをしっかりと固定できる下地があるかを確認し、アンカーボルトの適切な種類と本数を選定しましょう。
必要な工具と材料
ガレージシャッターの設置には、 specialized な工具が必要になる場合があります。事前に必要な工具と材料をリストアップし、準備しておきましょう。下記に一般的な工具と材料の例を挙げます。
種類 | 工具・材料 | 用途 |
---|---|---|
工具 | 電動ドリル、インパクトドライバー、ハンマー、水平器、メジャー、脚立など | シャッター本体やレールの取り付け、ネジ締め、位置調整など |
材料 | アンカーボルト、ネジ、シーリング材、コーキング材など | シャッターの固定、防水処理、隙間埋めなど |
これらの工具や材料は、シャッターの種類や設置場所によって異なる場合があります。購入前に、メーカーの取扱説明書をよく確認し、必要なものを揃えましょう。 また、電動工具を使用する際は、安全に配慮して作業を行いましょう。
安全対策
ガレージシャッターの設置作業は、高所作業や重量物の取り扱いなど、危険を伴う作業です。安全対策を万全に行い、事故を防ぎましょう。
- ヘルメット、安全帯、保護メガネ、手袋などを着用しましょう。
- 作業中は周囲に人がいないことを確認し、安全なスペースを確保しましょう。
- 高所作業を行う場合は、足場をしっかりと組み、安全を確認してから作業しましょう。
- 重量物を持ち上げる際は、複数人で作業し、腰を痛めないように注意しましょう。
- 電動工具を使用する際は、取扱説明書をよく読み、安全に操作しましょう。
- 作業中に異常を感じた場合は、すぐに作業を中断し、専門業者に相談しましょう。
DIYでの設置が難しいと感じた場合は、無理せず専門業者に依頼しましょう。 専門業者であれば、安全かつ確実に設置作業を行ってくれます。また、設置後のメンテナンスや修理も依頼できるので安心です。特に電動シャッターの場合は、電気配線工事が必要となるため、専門業者に依頼することを強くお勧めします。
人気メーカーのガレージシャッター紹介
DIYでガレージシャッターを設置する際に、どのメーカーの製品を選ぶかは重要なポイントです。ここでは、人気メーカーのガレージシャッターの特徴や価格帯、おすすめのポイントなどを紹介します。
文化シャッター
文化シャッターは、国内トップシェアを誇るシャッターメーカーです。高品質で耐久性に優れており、防犯性も高いことから、多くの住宅や商業施設で採用されています。豊富なラインナップも魅力で、手動式から電動式、様々なサイズやデザインのシャッターを取り揃えています。また、アフターサービスも充実しているため、安心して長く使用することができます。
6.1.1 文化シャッターの製品例
製品名 | 種類 | 特徴 | 価格帯 |
---|---|---|---|
電動シャッター「御前様」 | 電動式巻き上げシャッター | 静音性と省エネ性能に優れている | 高価格帯 |
手動式シャッター「鋼板シャッター」 | 手動式巻き上げシャッター | 耐久性と防犯性に優れている | 中価格帯 |
軽量シャッター「アルミクール」 | 軽量巻き上げシャッター | 軽量で操作しやすい | 低価格帯 |
LIXIL
LIXILは、住宅設備機器メーカーとして広く知られています。ガレージシャッターもデザイン性と機能性を両立させた製品を多数展開しています。住宅の外観に合わせたカラーやデザインを選択できるため、統一感のあるガレージを実現できます。また、電動式シャッターには、スマートフォンで操作できるIoT機能を搭載した製品もあります。
LIXILの製品例
製品名 | 種類 | 特徴 | 価格帯 |
---|---|---|---|
電動シャッター「スタイルシェード」 | 電動式オーバースライダーシャッター | スタイリッシュなデザインと高い遮熱性 | 高価格帯 |
電動シャッター「ウィルモダンスリム」 | 電動式巻き上げシャッター | コンパクトなデザインと静音性 | 中価格帯 |
三和シャッター工業
三和シャッター工業は、シャッター専門メーカーとして長年の実績を持つ老舗企業です。防犯性に特化したシャッターから、防火性能の高いシャッターまで、幅広いニーズに対応する製品を開発しています。また、耐風圧性能の高いシャッターも取り揃えており、台風などの自然災害からガレージを守ることができます。
三和シャッター工業の製品例
製品名 | 種類 | 特徴 | 価格帯 |
---|---|---|---|
電動シャッター「静香」 | 電動式巻き上げシャッター | 優れた静音性と防犯性 | 高価格帯 |
防火シャッター「耐火シャッター」 | 防火巻き上げシャッター | 火災時の延焼を防ぐ | 高価格帯 |
手動式シャッター「シンプルシャッター」 | 手動式巻き上げシャッター | シンプルなデザインと操作性 | 中価格帯 |
上記以外にも、様々なメーカーからガレージシャッターが販売されています。DIYで設置する際は、倉庫の用途や設置場所の環境、予算などを考慮して最適なシャッターを選びましょう。各メーカーのウェブサイトやカタログで製品情報を比較検討し、必要に応じて専門業者に相談することをおすすめします。
ガレージシャッターDIY設置事例
DIYでガレージシャッターを設置した方の実例を、種類別にご紹介します。それぞれのメリット・デメリットや作業工程、費用などを参考に、ご自身のDIY計画に役立ててください。
巻き上げ式シャッターのDIY設置事例
木造ガレージへの手動式巻き上げシャッター設置
築年数の経過した木造ガレージの開口部に、手動式巻き上げシャッターを設置した事例です。既存の開口部を活かし、費用を抑えるために手動式を選択しました。
項目 | 詳細 |
---|---|
設置場所 | 木造ガレージ(幅2.5m×高さ2m) |
シャッター種類 | 手動式巻き上げシャッター(文化シャッター製) |
材料費 | 約200,000~300,000円(シャッター本体、取付金具など) |
作業時間 | 約2日間 |
メリット | 費用が抑えられた、既存の開口部をそのまま利用できた |
デメリット | 開閉に力が必要、防犯性能は電動式に劣る |
作業工程は、まず既存の開口部の寸法を正確に測り、シャッター本体と取付金具を発注しました。その後、取付金具をガレージの開口部に固定し、シャッター本体を取り付けました。最後に、動作確認を行い、スムーズに開閉することを確認しました。
鉄骨ガレージへの電動式巻き上げシャッター設置
新築の鉄骨ガレージに、電動式巻き上げシャッターを設置した事例です。防犯性と利便性を考慮し、電動式を選択しました。リモコン操作で開閉できるため、快適に使用できます。
項目 | 詳細 |
---|---|
設置場所 | 鉄骨ガレージ(幅3m×高さ2.5m) |
シャッター種類 | 電動式巻き上げシャッター(LIXIL製) |
材料費 | 約250,000~300,000円(シャッター本体、モーター、リモコン、取付金具など) |
作業時間 | 約3日間 |
メリット | 開閉が楽、防犯性能が高い |
デメリット | 費用が高い、停電時は手動で開閉する必要がある |
作業工程は、まず電源を確保し、配線工事を行いました。その後、取付金具をガレージの開口部に固定し、シャッター本体とモーターを取り付けました。最後に、リモコンの登録と動作確認を行い、問題なく開閉することを確認しました。
オーバースライダーシャッターのDIY設置事例
倉庫の入り口にオーバースライダーシャッターを設置した事例。限られたスペースでも設置できるのがメリットです。シャッターレールを天井に設置し、シャッター本体をスライドさせて開閉します。
項目 | 詳細 |
---|---|
設置場所 | 倉庫入り口(幅2m×高さ2m) |
シャッター種類 | オーバースライダーシャッター(三和シャッター工業製) |
材料費 | 約300,000~400,000円(シャッター本体、レール、取付金具など) |
作業時間 | 約2日間 |
メリット | 省スペース、開閉がスムーズ |
デメリット | 天井の強度が必要、巻き上げ式に比べて防犯性が低い場合がある |
作業は、まず天井にレールを設置するための下地を確認し、補強が必要な場合は補強材を取り付けました。その後、レールを天井に固定し、シャッター本体をレールに取り付けました。最後に、動作確認を行い、スムーズに開閉することを確認しました。天井高がある程度確保されていることが設置の条件となります。
これらの事例はあくまで一例です。DIYでガレージシャッターを設置する際は、必ず事前に設置場所の状況や必要な工具、材料などを確認し、安全に作業を行うようにしてください。 また、必要に応じて専門業者に相談することも検討しましょう。
まとめ
DIY倉庫にシャッターを取り付けることで、収納物の保護だけでなく、防犯性の向上、外観の向上など様々なメリットがあります。今回の記事では、DIY倉庫に最適なガレージシャッターの種類、防犯性能、選び方、DIY設置の注意点などを詳しく解説しました。
シャッターの種類は、巻き上げ式、オーバースライダー、スイングアップなどがあり、それぞれ特徴や価格が異なります。防犯性を重視するなら、電動式巻き上げシャッターがおすすめです。スラット(羽根)の素材や構造が頑丈で、不正開錠対策も施されているため、高い防犯性能を誇ります。予算を抑えたい場合は、手動式巻き上げシャッターも選択肢となりますが、電動式に比べて防犯性は劣ります。
DIYで設置する場合は、シャッターのサイズや重量、設置場所の強度、必要な工具などを事前に確認することが重要です。安全に作業を進めるためにも、ヘルメットや保護メガネなどの安全対策を徹底しましょう。DIYが難しい場合は、専門業者に依頼することも検討してみてください。最適なガレージシャッターを選び、安全に設置することで、より快適で安全なDIY倉庫を実現しましょう。