速報：カムチャツカ半島付近でM7.8の地震発生、日本では津波被害の心配なし

2025年09月19日

速報です。本日、カムチャツカ半島付近でマグニチュード7.8の強い地震が発生しました。

この地震による日本への津波の影響は一切なく、気象庁からも津波被害の心配がないと発表されていますのでご安心ください。

この記事では、地震の発生概要や震源の詳細に加え、なぜ日本で津波被害の心配がないのか、そのメカニズムを分かりやすく解説します。

また、カムチャツカ半島周辺の現地の状況や、今後の注意点についても詳しくお伝えします。最新の情報で、地震に関する疑問を解消し、正しい知識を得ることができます。

カムチャツカ半島付近で発生したM7.8の地震速報

日本時間の2025年9月19日(金)3時58分頃、海外で非常に規模の大きな地震が発生しました。

震源地はカムチャツカ半島付近（ロシア、カムチャツカ半島東岸）で、地震の規模を示すマグニチュードは7.8と推定されています。

この地震を受け、日本の気象庁は同日4時26分に「遠地地震に関する情報」を発表しました。

この発表の中で、日本の沿岸では若干の海面変動がある可能性はあるものの、津波による被害の心配はないことが速報されています。

海外では、米国津波警報センターがアリューシャン列島に対して津波注意報（Tsunami Advisory）を発令したほか、ロシアの当局も津波の脅威があるとして警戒を呼びかけています。

また、太平洋津波警報センター（PTWC）は、ハワイへの津波の影響について現在調査を進めている状況です。

一般的に、このカムチャツカ半島付近で津波が発生した場合、津波のエネルギーはカムチャツカ半島の沿岸部、アリューシャン列島、そしてハワイ方面へと伝わりやすい傾向があるとされています。

今回の地震の震源地は、ロシアのカムチャツカ半島東岸沖に位置しています。

地震の規模を示すマグニチュードは7.8と推定されており、この震源に関する情報は太平洋津波警報センター（PTWC）によるものです。

また、日本の気象庁の解析によると、この地震のメカニズムは北西—南東方向に圧力軸を持つ逆断層型とみられています。

逆断層型の地震は、横ずれ断層型の地震に比べて津波を発生させやすい発震機構であるとされています。

震源近傍では、この地震による海面変動がすでに観測されています。アリューシャン列島などの一部地域では、最大で0.04mの海面変動が確認されました。

沖合に設置された津波計でも同様に海面変動が観測されています。

太平洋津波警報センター（PTWC）が6時37分に発表した観測データは以下の通りです。

観測地点	観測された津波の高さ
米国アラスカ州アムチトカ島	0.04m

今回のカムチャツカ半島付近で発生したマグニチュード7.8の地震に対し、日本の気象庁は迅速な情報提供を行いました。

地震発生から間もない9月19日(金)4時26分に「遠地地震に関する情報」を発表し、日本の沿岸においては津波被害の心配がないことを明確に伝えました。

気象庁は、この地震によって日本の沿岸で若干の海面変動が発生する可能性はあるものの、生活に影響を及ぼすような津波被害には至らないと判断しています。

実際に、若干の海面変動が予想される時刻は、最も早い沿岸で同日5時00分頃とされており、その後も約1日程度は海面変動が継続する可能性が指摘されています。

若干の海面変動が予想される沿岸地域は広範囲に及びますが、これらはあくまで微弱な海面の変化であり、一般的な潮汐による水位の変化と同程度か、それよりも小さいレベルです。

そのため、船舶の運航や沿岸での活動に支障をきたすような大きな影響は想定されていません。

以下に、気象庁が津波予報（若干の海面変動）を発表した沿岸地域をまとめます。

地域区分	詳細沿岸
北海道	太平洋沿岸東部、太平洋沿岸中部、太平洋沿岸西部、オホーツク海沿岸
東北地方	青森県日本海沿岸、青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県、福島県
関東地方	茨城県、千葉県九十九里・外房、千葉県内房、伊豆諸島、小笠原諸島、相模湾・三浦半島
中部地方	静岡県、愛知県外海、伊勢・三河湾、三重県南部
近畿地方	大阪府、淡路島南部、和歌山県
中国・四国地方	徳島県、愛媛県宇和海沿岸、高知県
九州地方	大分県瀬戸内海沿岸、大分県豊後水道沿岸、宮崎県、鹿児島県東部、種子島・屋久島地方、奄美群島・トカラ列島、鹿児島県西部
沖縄地方	沖縄本島地方、宮古島・八重山地方