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【防犯対策】住宅のポストの種類と設置場所:安全な郵便受け選びで安心をゲット!

 

 

「せっかく買ったマイホームなのに、ポストからの郵便物盗難が不安…」

「どんなポストを選べば防犯対策になるの?」

新築やリフォームでポスト選びに迷っていませんか?

この記事では、住宅のポストの種類と設置場所の選び方、そして防犯対策について詳しく解説します。ポストの設置場所を適切に選ぶことで、盗難リスクを大幅に減らすことができます。人通りのある場所、家の照明が届く場所、死角になりにくい場所など、防犯対策に有効な設置場所のポイントを具体的にご紹介します。逆に、人目につきにくい場所や高すぎる位置など、避けるべき設置場所についても解説。

さらに、壁付け、スタンド型、埋め込みなど、様々な種類のポストのメリット・デメリットを比較検討し、それぞれのおすすめ商品もご紹介します。

パナソニックの「サインポスト ユニサス ブロックタイプ」や、YKK APの「エクステリアポスト T10型」など、人気商品の特徴を分かりやすく説明。

加えて、鍵の種類や材質、サイズといった防犯性に優れたポストの選び方や、補助錠、センサーライト、防犯カメラなどの防犯グッズの活用方法も解説することで、あなたの住宅に最適な安全な郵便受け選びをサポートします。

この記事を読めば、防犯意識を高め、安心して暮らせる住まいづくりに役立つ情報が得られます。

 ポストの設置場所と防犯の関係

ポストの設置場所は、住宅の防犯対策において重要な要素です。適切な場所に設置することで、盗難やいたずらなどのリスクを軽減できます。逆に、不適切な場所に設置すると、犯罪の標的になりやすくなってしまいます。安全な郵便受け選びのためにも、設置場所についてしっかりと検討しましょう。

 適切な設置場所とは?

防犯の観点から適切なポストの設置場所には、以下の3つのポイントがあります。

 人通りのある場所

人通りの多い場所にポストを設置することで、犯罪者が人目を気にして犯行をためらう効果が期待できます。通行人の視線は、自然な防犯対策となるのです。また、何か異変があった場合にも、周囲の人に気づいてもらいやすいというメリットもあります。

 家の照明が届く場所

家の照明が届く明るい場所に設置することで、夜間でもポスト周辺が見えやすくなり、犯罪の抑止効果を高めます。暗闇は犯罪を誘発しやすいため、照明は防犯対策として非常に有効です。センサーライトを設置するのも良いでしょう。

 死角になりにくい場所

家の窓や玄関からポストが見える位置に設置することで、常にポストの状態を把握できます。死角は犯罪者が身を隠す場所となりやすいため、できるだけ避けるべきです。防犯カメラの設置も併せて検討すると、より効果的です。

 

防災について詳しくはこちら

 避けるべき設置場所

防犯上のリスクを高める可能性のある、避けるべき設置場所についても理解しておきましょう。

 人目につきにくい場所

物陰や植木の陰など、人目につきにくい場所は犯罪の温床になりやすいので避けましょう。

人通りの少ない路地裏や、建物の裏側なども危険です。特に、夜間は人通りが少なくなるため、より注意が必要です。

 高い位置にある場所

高すぎる位置に設置すると、郵便物の取り出しが不便になるだけでなく、脚立などを使用した場合に転倒の危険性も出てきます。また、無理な姿勢での郵便物の取り出しは、周囲への注意がおろそかになり、犯罪の隙を与えてしまう可能性もあります。

届きにくい高さは避け、安全にアクセスできる場所に設置しましょう。

 郵便物が取り出しにくい場所

郵便物が取り出しにくい場所に設置すると、郵便物がポスト内に長時間留まり、盗難のリスクが高まります。スムーズに取り出せる場所に設置することで、郵便物を狙った犯罪を未済に防ぐ効果が期待できます。また、郵便物が過剰に溜まっていると、不在であることを周囲に知らせてしまう可能性もあるため、こまめな回収を心がけましょう。

適切な設置場所 避けるべき設置場所
人通りのある場所 人目につきにくい場所
家の照明が届く場所 高い位置にある場所
死角になりにくい場所 郵便物が取り出しにくい場所

 住宅のポストの種類

住宅のポストは、大きく分けて壁付けポスト、スタンド型ポスト、埋め込みポストの3種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、住宅の外観や設置場所の状況、ライフスタイルに合わせて選ぶことが重要です。以下で詳しく見ていきましょう。

 壁付けポスト

壁付けポストは、住宅の壁面に直接取り付けるタイプのポストです。玄関ドアの脇や門柱などに設置されることが多く、省スペースで設置できるのがメリットです。

 メリット

  • 省スペースで設置できる
  • 種類が豊富でデザインのバリエーションが広い
  • 比較的安価な製品が多い

 デメリット

  • 設置工事が必要な場合がある
  • 壁面の強度によっては設置できない場合がある
  • 郵便物のサイズによっては入らない場合がある

 おすすめの壁付けポスト

メーカー 商品名 特徴
パナソニック サインポスト ユニサス シンプルでモダンなデザインが人気
LIXIL エクスポスト 様々なデザインとカラーバリエーションが豊富
YKK AP エクステリアポスト T10型 スタイリッシュなデザインで洗練された印象

 スタンド型ポスト

スタンド型ポストは、ポールや支柱にポストを取り付けた自立式のポストです。

設置場所の自由度が高く、玄関アプローチや庭など、好きな場所に設置できます。

 メリット

  • 設置場所の自由度が高い
  • 工事不要で簡単に設置できる
  • 大型の郵便物も受け取れるタイプがある

 デメリット

  • 設置スペースが必要
  • 強風で倒れる可能性がある
  • デザインによっては景観を損ねる場合がある

 おすすめのスタンド型ポスト

メーカー 商品名 特徴
ディーズガーデン ポーチ おしゃれなデザインで人気のポスト
オンリーワン フィール シンプルで洗練されたデザイン
セトクラフト SI-2857-RD 個性的なデザインが魅力

 埋め込みポスト

埋め込みポストは、門柱や壁などに埋め込んで設置するタイプのポストです。

外観をスッキリとさせたい場合や、防犯性を高めたい場合に適しています。

 メリット

  • 外観をスッキリとさせられる
  • 防犯性が高い
  • 雨風から郵便物を守ることができる

 デメリット

  • 設置工事が大掛かりになる
  • 設置場所の変更が難しい
  • 郵便物の取り出しに手間がかかる場合がある

 おすすめの埋め込みポスト

メーカー 商品名 特徴
パナソニック 埋込ポスト シンプルで使いやすいデザイン
LIXIL 口金ポスト 様々なデザインとカラーバリエーション
福彫 埋め込みポスト ノイエキューブ 木目調など様々なデザイン

 ポストの防犯対策

せっかく設置したポストも、防犯対策が不十分だと盗難やいたずら被害に遭う可能性があります。

大切な郵便物を守るために、適切な防犯対策を行いましょう。

 防犯性に優れたポストの選び方

ポストを選ぶ際には、以下のポイントに注目することで防犯性を高めることができます。

 鍵の種類

ダイヤル錠やシリンダー錠はピッキング対策が施されたものを選びましょう。

南京錠タイプは簡単に壊される可能性があるので避けるのが無難です。

 材質

丈夫なスチール製やステンレス製のポストは、壊されにくいため防犯性が高いです。

樹脂製のものは軽量で安価ですが、強度が劣るため注意が必要です。

また、錆びにくい素材を選ぶことも、長期的な使用における防犯対策の一つです。

 サイズ

投函口が大きすぎると、郵便物以外のものも入れられてしまう可能性があります。また、A4サイズや回覧板がスムーズに入る適切なサイズを選びましょう。大きすぎるポストは、内部に手を入れて郵便物を盗まれるリスクも高まります。

材質 メリット デメリット
スチール 頑丈で価格が比較的安い 錆びやすい
ステンレス 錆びにくく耐久性が高い 価格が高い
樹脂 軽量で安価、デザインが豊富 強度が低い
アルミ 軽量で錆びにくい スチールより高価

 防犯グッズの活用

ポスト本体だけでなく、防犯グッズを併用することでより強固な防犯対策を実現できます。

 補助錠

ワイヤー錠やチェーンなどでポストを固定することで、盗難のリスクを軽減できます。

特にスタンド型ポストは持ち去られる可能性があるため、補助錠の使用が効果的です。

南京錠タイプの補助錠も有効です。

 センサーライト

ポスト周辺にセンサーライトを設置することで、人の動きを感知して点灯し、不審者を威嚇できます。ソーラータイプのセンサーライトは配線不要で設置も簡単です。

 防犯カメラ

ポスト周辺に防犯カメラを設置することで、盗難の抑止効果を高めるだけでなく、万が一被害に遭った場合の証拠としても役立ちます。ネットワークカメラであれば、スマートフォンでリアルタイムに映像を確認することも可能です。設置場所の死角を減らす工夫も大切です。

これらの防犯対策を組み合わせることで、より効果的にポストを守ることができます。

ご自身の住宅環境や予算に合わせて、最適な対策を選びましょう。

地域の防犯情報にも注意を払い、常に最新の防犯対策を意識することが重要です

 ポストの種類別の設置場所の選び方

ポストの種類によって、最適な設置場所が変わります。それぞれのポストの種類に適した設置場所を選ぶことで、防犯性を高め、使い勝手も向上させることができます。

 壁付けポストの設置場所

壁付けポストは、住宅の壁面に設置するため、スペースを有効活用できるのがメリットです。設置場所を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

ポイント 詳細
高さ 取り出しやすい高さに設置することが重要です。一般的には、床から120~140cm程度の高さが適切とされています。家族構成に合わせて、使いやすい高さを検討しましょう。
位置 人通りのある道路に面した場所に設置することで、防犯効果を高めることができます。また、家の照明が届く範囲に設置することも重要です。夜間でも郵便物の確認や取り出しが容易になり、防犯対策にも繋がります。さらに、雨風が直接当たらない場所を選ぶことで、郵便物を濡らさずに保管できます。
設置面 しっかりとした壁面に設置する必要があります。強度が不足している場合は、補強工事が必要となる場合もあります。また、インターホンや表札とのバランスも考慮して、見栄え良く設置しましょう。

 スタンド型ポストの設置場所

スタンド型ポストは、設置場所の自由度が高いのが魅力です。

門扉の脇や玄関アプローチなど、様々な場所に設置できます。設置場所を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

ポイント 詳細
設置場所 門扉の近くに設置することで、郵便物の受け取りがスムーズになります。また、玄関アプローチに設置する場合は、通行の邪魔にならないように配慮しましょう。庭や玄関ポーチに設置する場合は、景観との調和も意識しましょう。
地面の状態 平らで安定した地面に設置することが重要です。傾斜地や不安定な地面に設置すると、ポストが倒れる危険性があります。必要に応じて、コンクリートブロックなどを用いて地面を補強しましょう。
周囲の環境 人通りのある場所に設置することで、防犯効果を高めることができます。

また、家の照明が届く範囲に設置することも重要です。

夜間でも郵便物の確認や取り出しが容易になり、防犯対策にも繋がります。

さらに、雨風が直接当たらない場所を選ぶことで、郵便物を濡らさずに保管できます。

植栽とのバランスも考慮し、風通しや日当たりの良い場所を選びましょう。

 埋め込みポストの設置場所

埋め込みポストは、門塀や壁に埋め込むため、外観をスッキリとさせたい場合に最適です。設置場所を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

ポイント 詳細
設置場所 門塀や壁の厚さに注意が必要です。埋め込みポストのサイズに合った厚さがない場合は、設置ができません。新築時に設置を検討する場合は、事前に設計段階で考慮しておきましょう。また、門扉との位置関係も重要です。郵便物の取り出しやすさを考慮して、最適な位置を選びましょう。
配達員のアクセス 配達員が容易にアクセスできる場所に設置する必要があります。門扉の内側に設置する場合は、ダイヤル錠付きの門扉にする、もしくは配達員用のポスト口を別に設けるなどの工夫が必要です。また、郵便物が取り出しやすい高さに設置することも重要です。
排水性 水はけの良い場所に設置することが大切です。

水たまりができやすい場所に設置すると、ポスト内部に水が浸入し、郵便物が濡れる原因となります。

設置場所の地面の勾配にも注意を払い、適切な排水対策を施しましょう。

 まとめ

この記事では、住宅のポストの設置場所と種類、そして防犯対策について解説しました。

ポストの設置場所は防犯に大きく影響します。人通りのある、家の照明が届く、死角になりにくい場所を選びましょう。逆に、人目につきにくい場所や高すぎる・低すぎる場所は避けましょう。

郵便物の取り出しやすさも考慮することが大切です。

ポストの種類は、壁付け、スタンド型、埋め込み型の3種類があります。

それぞれメリット・デメリットがあり、設置場所の制約も異なります。壁付けポストは設置が容易ですが、防犯性を高めるためには補助錠などの対策が必要です。

スタンド型ポストは設置場所の自由度が高い一方、盗難のリスクを考慮する必要があります。埋め込みポストは景観を損ねないメリットがありますが、設置工事が必要です。

防犯対策としては、鍵の種類や材質、サイズに注目してポストを選びましょう。

ダイヤル式やシリンダー式の鍵がおすすめです。また、補助錠やセンサーライト、防犯カメラなどの防犯グッズを併用することで、より安全性を高めることができます。それぞれのポストの種類に適した設置場所を選び、防犯対策をしっかり行うことで、安心して郵便物を受け取ることができるでしょう。