お盆前に必ずチェック!台風・大雨から家と家族を守るための防災対策
2025年08月09日
お盆は、家族や親戚が集まって過ごす大切な夏のイベントです。
しかし、日本の夏は台風や集中豪雨のシーズンでもあります。
特に近年は、線状降水帯による大雨災害や大型台風の上陸が頻発しており、過去にない規模の被害が全国で発生しています。
お盆の時期は、帰省や旅行で家を留守にする方も多く、台風接近や大雨予報が出てから慌てて準備をするケースも少なくありません。
今回は、お盆前にやっておくべき台風・大雨対策を、屋外・屋内に分けて詳しくご紹介します。
佐藤建設の施工経験や、これまでの災害時の事例をもとに、実践的なポイントをお伝えします。
目次
屋外での台風・大雨対策
雨樋(あまどい)や排水溝の掃除
雨樋が詰まっていると、雨水があふれ出して外壁や基礎を傷める原因になります。
台風や大雨の前には、落ち葉や泥、砂利などを取り除き、雨水がスムーズに流れる状態にしておきましょう。
特に樹木が多い場所や、屋根の形状によっては落ち葉がたまりやすいので要注意です。
飛ばされやすい物を片付ける
台風の強風は想像以上にパワフルです。
植木鉢や物干し竿、ガーデンチェア、BBQグリルなどは、しっかり固定するか屋内に移動させましょう。
実際に過去の台風では、庭の遊具やベランダの収納ボックスが風で飛ばされ、隣家や車を破損させる事例もありました。
屋根・外壁・ベランダの点検
瓦のズレや割れ、外壁のひび割れ、シーリングの劣化は、雨漏りの原因となります。
また、ベランダの排水口が詰まっていると水があふれ、室内に浸水することも。
築年数が経っている場合や、最近メンテナンスをしていない場合は、早めの点検・補修をおすすめします。
屋内での台風・大雨対策
窓・雨戸の補強
飛来物によるガラス破損を防ぐため、雨戸やシャッターを閉めておきましょう。
雨戸がない場合は、飛散防止フィルムの貼付けが有効です。
また、サッシの隙間やゴムパッキンの劣化も、雨水の侵入を招くため要確認です。
停電への備え
台風や大雨では停電のリスクも高まります。
懐中電灯やランタン、モバイルバッテリー、乾電池は常に使える状態で保管しましょう。
冷蔵庫は停電時の保冷時間を延ばすため、扉の開閉を最小限にするのがポイントです。
非常用持ち出し袋の確認
飲料水、非常食、常備薬、貴重品、衛生用品、モバイルバッテリーなどをまとめた非常用袋を家族分用意しましょう。
特にお盆期間は親戚や友人の子どもが遊びに来ることもあるため、人数分の備えがあるか確認することが重要です。
長期留守の場合の注意点
お盆休みに帰省や旅行で家を空ける場合、以下の点も忘れずにチェックしてください。
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すべての窓・雨戸を閉め、鍵をかける
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冷蔵庫の中身を整理し、停電時の腐敗対策をしておく
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庭木の剪定や伸びすぎた枝の処理
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室内のコンセントを必要最低限に抜く(雷による家電破損防止)
佐藤建設が推奨する「台風・大雨に強い家づくり」
佐藤建設では、新築時から台風や大雨に強い住宅設計を行っています。
耐風・耐水性の高い屋根材や外壁材、排水計画、シャッター・雨戸の設置などを標準仕様として提案可能です。
また、既存住宅に対しても、防水リフォームや屋根・外壁の点検、雨戸の後付け工事など幅広く対応しています。
まとめ
お盆前の台風・大雨対策は、「今やるかどうか」が被害を防ぐ大きな分かれ道です。
事前に家の外回りと室内をチェックし、必要に応じて専門業者に依頼して補修・補強を行いましょう。
自然災害は防ぐことはできませんが、被害を最小限に抑えることはできます。
安心して夏を楽しむために、ぜひ今日から準備を始めてください。
🌐 佐藤建設HP
☎ 0985-47-0123(佐藤建設)