The Sphere 視察アメリカ ラスベガス










海外視察レポート|ラスベガス「The Sphere」から学ぶ“体験する建築”の可能性
高級住宅・建築デザインを手がける佐藤建設株式会社は、最新の建築トレンドを学ぶため、アメリカ・ラスベガスに誕生した革新的建築物「The Sphere(ザ・スフィア)」を視察しました。
本記事では、その特徴や設計思想、そして私たちの家づくりに活かせるポイントを、3つの視点からわかりやすくまとめています。
① 建物概要
The Sphereは、高さ約112m、幅約157mの壮大なスケールを誇る巨大球体建築です。
外装全体には世界最大級のLEDスクリーンが施されており、360度の映像演出が可能です。
まるで建物が呼吸し、動き、表情を持つようなダイナミックな見せ方ができる、世界的にも注目を集める最新の建築物です。
従来の建築物の枠を超え、「そこにいるだけで特別な体験を生み出す建築」として、エンターテインメントと建築が融合した新しい価値を体現しています。
② 見どころ・設計的魅力
■ 球体という圧倒的なフォルム
一般的な直方体の建築と大きく異なり、球体のフォルムは視覚的インパクトが絶大です。
ランドマークとしての存在感が高く、訪れた人の記憶に残る象徴的な建築となっています。
■ 建物全体をスクリーンにする外装LED
建物の外皮全体が巨大スクリーンとなり、昼夜問わず多彩な映像を発信できます。
「動く建築」「変化する建築」という、これまでにない空間表現が可能であり、建築そのものがメディアとしての役割を持つ革新的な設計です。
■ 体験を中心に設計された空間
The Sphereは、ただの建物ではなく“体験装置”として設計されています。
光・音・映像・空気感が一体となり、五感で楽しめる演劇的空間が特徴。
視覚効果と空間デザインが融合し、訪れる人に特別な体験を提供します。
③ 佐藤建設が得たインスピレーション
視察を通して、「住まいにも感動や体験価値を取り入れる」という考え方の重要性を再確認しました。
特に佐藤建設のお客様には、
「人とは違う家を建てたい」
「自慢できるデザインにしたい」
というご希望が多く、The Sphereの設計思想は多くのヒントを与えてくれました。
■ 特徴あるフォルムの大切さ
丸でも箱でもないオリジナリティのある外観。
住宅でも、個性あるフォルムを設計に取り入れることで、唯一無二の存在感を持たせることができます。
■ 住空間に“演出”を取り入れる
LEDほどの派手さは不要ですが、自然光・間接照明・素材の切り替えなどを工夫することで、
日常の中に美しい演出をつくることができます。
暮らしの中に小さな感動が生まれる設計を心がけています。
■ ランドマーク性のある住まい
街並みの中でふと目を引く外観。
「見ただけで“あの家だ”と分かるデザイン」は、それ自体が価値となります。
■ 感動を生む空間づくり
玄関へ帰る瞬間、窓から見える景色、無垢材の手触り。
何気ない毎日の中に“わぁ…”と思える瞬間をつくることが、豊かな暮らしにつながります。
■ まとめ
The Sphereは、建築が「体験を生み出す存在」であることを象徴する建築物です。
佐藤建設は、この視察で得たインスピレーションを宮崎の家づくりに活かし、
お客様一人ひとりに合わせた「他にはない、誇れる住まい」をこれからもご提案してまいります。