テメキュラ ワインリゾートホテル 視察カルフォルニア テメキュラ
テメキュラの場所はサンディエゴから北東へ車で約1時間の場所にある、サンディエゴ郊外の街。
撮影:佐藤建設株式会社 佐藤光輝

















🌿 海外視察レポート|South Coast Winery Resort & Spa(アメリカ・テメキュラ) — ワインリゾートホテルから学ぶ「環境と暮らしの統合設計」
① ホテル/地域の概要
-
テメキュラはカリフォルニア南部、ワイン産地として知られる地域で、ワイナリーやブドウ畑が広がる穏やかな土地です。ウィキペディア+1
-
South Coast Winery Resort & Spa は、その中でもワイナリーを併設するリゾートホテル。広大なブドウ畑に囲まれた敷地に建ち、宿泊はもちろん、ワイン生産・テイスティング、レストラン、スパ、プールなどが揃った施設です。expedia+2southcoastwinery.com+2
-
客室はヴィラやスイートなど様々で、バルコニーやパティオ付きのものも。多くの部屋が庭園やブドウ畑の景色を望める設計になっています。expedia+1
② 見どころ・設計的・空間的魅力
■ ワイナリー × 宿泊 × リゾートの融合
ただのホテルではなく、「住まう」「飲む」「味わう」「くつろぐ」が一体となった複合空間。宿泊者はブドウ畑を散策したり、ワインをテイスティングしたり、スパやプールでリラックスできる。こうした複合体験は “生活とレジャーの一体化” を実現しています。expedia+2visittemeculavalley.com+2
■ 敷地・自然環境を活かした設計
広大な敷地にゆったりと建物やヴィラが配置され、周囲の自然(ヴィンヤード、丘、木々)と調和。プライベート感と開放感を両立した設計が特徴です。trivago+1
また、ブドウ畑や庭園の緑/自然光/風の流れを意識した配置により、“自然とともに暮らす”リゾートデザインがなされています。
■ 居住性と快適さを兼ね備えた客室デザイン
客室には暖炉、専用バルコニーまたはパティオ、ゆとりあるリビングスペース、充実した設備(Wi-Fi、大型テレビ、快適なベッドや寝具など)が揃い、滞在者に高い満足感を与えています。expedia+1
ワインカントリーらしい落ち着きと、リゾートならではの贅沢さを兼ね備えた空間設計です。
■ 一貫した世界観と演出性
建物・内装・敷地・景観すべてが「ワインカントリー」「リゾート」「くつろぎ」というテーマで統一されており、宿泊者は現実から離れた別世界に身を置くことができます。
さらに、スパ、ワインツアー、レストラン、プールといった複数の機能が一体化することで、“非日常”の滞在体験が可能になっています。
③ “佐藤建設”として得た設計インスピレーションと応用アイデア
このリゾートから学べる住宅・空間設計のヒントは、以下の通りです:
■ 環境と建物の一体化 — 敷地/自然を設計資産に
広い敷地、緑、地形、植栽、景観――これらをただ“添え物”とせず、建物設計の軸にすることで、自然と調和した住まいをつくれる。
例えば、庭や畑・植栽と建物を一体化させる設計、外部空間とのゆるやかなつながり、中庭・デッキ・テラスの活用などが考えられます。
■ 住まいの“複合機能化” — 家での暮らしを豊かに演出
宿泊・ワイン・自然・癒やし…をひとつの場所で叶えるこのリゾートのように、住宅でも「居住」「趣味」「癒やし」「もてなし」の複合性を持たせる設計が可能。たとえば、ワークスペース兼ギャラリー、趣味のための専用スペース、外構+庭の演出、室内外の連続性を活かした間取りなど。
■ 心理的な余白・非日常性の演出 — 日常の中の“特別”空間
リゾートは「日常の延長ではない別世界」を体験させる力を持ちます。住宅設計においても、日常と切り離された“時間のゆとり”や“居心地の良さ”“空間の贅沢さ”を意図的に設計に取り入れることで、住む人にとって特別な空間が生まれます。
■ 細部と共通世界観のデザイン — コンセプトの統一
建材、色調、空間構成、視界、外部との関係性など、すべての要素に一貫したデザインコンセプトを持たせることで、住宅もリゾートのような世界観をまとわせることができます。「統一された住まいの世界観」は、住む人の満足と誇りにつながります。
■ まとめ
South Coast Winery Resort & Spa の視察は、「住まい」を超えて「暮らしの体験を設計する」という、住宅設計の新たな可能性を教えてくれました。
自然、敷地、機能、演出を統合し、“その場にいるだけで心地よさを感じる住空間”――そのような住まいを、私たち佐藤建設はこれからも目指してまいります。