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世界街並み視察

ハンティントンビーチ沿い 住宅散策アメリカ ロサンゼルス

海沿いの住宅地視察

撮影:佐藤建設株式会社 佐藤光輝

🌊 海外視察レポート|ハンティントンビーチ沿い住宅散策から得た「海辺の暮らしと住まい」のデザイン考察


① 街の概要と“暮らしの舞台”としての魅力

  • ハンティントンビーチは、太平洋に面した約 16 kmの海岸線を持つ海辺の街で、「Surf City, USA」と称されるほどサーフカルチャーが根付いています。Visit The USA+2ウィキペディア+2

  • 海岸沿いには住宅やコンドミニアム、サーフショップやレストランなどが立ち並び、海と暮らしが密接に結びついた環境が広がっています。redacinc.com+2FIRST MADE+2

  • 潮風や波音、太陽、海の眺め──自然の要素が日常の一部になるライフスタイル。こうした“海辺で暮らす”こと自体が、この街の大きな魅力のひとつです。Visit The USA+1


② 住宅街の特徴と設計・デザイン要素から見える“海辺の住まい”の在り方

■ 海景色を活かす住宅配置と窓・開口

ハンティントンビーチ沿いでは、海の眺望を確保するために、建物の向き・窓の配置・バルコニー/デッキの設計が重視されています。広い窓や開放的な間取りにより、屋内にいても海と光を感じる“海とのつながり”が設計に反映されています。annieclougherty.com+2bcre.com+2
特に、海岸ビューの住宅やコンドミニアムは、自然光・海風・景色を住まいの価値として取り込む「光と景観」を重視した設計です。bcre.com+1

■ 海辺らしい建築スタイル ― スパニッシュ/地中海風・カリフォルニア・ビーチスタイル

このエリアの住宅には、赤い瓦屋根・スタッコ(塗り壁)・アーチドアやテラスといった、スパニッシュコロニアルや地中海的なデザインが多く見られます。特に海沿いの住宅地では、このようなデザインがビーチの雰囲気とよく調和しています。malakaisparks.com+1
また、比較的シンプルでモダンなデザインも散見され、光を多く取り込む大きな窓やオープンな間取り、屋外スペースとの連続性を大切にした住まいが多くあります。malakaisparks.com+2livecoastlands.com+2

■ 屋内外の連続性とアウトドア重視の暮らし

ハンティントンビーチでは、住まいだけでなく、ビーチ、海、屋外空間、街並み、通りといった“外”を暮らしの一部として捉える文化があります。Visit The USA+2FIRST MADE+2
住宅も、それを反映するように、テラスやデッキ、屋外スペース、バルコニーなどを重視した設計が多く、屋内と屋外の境界が曖昧で開放的な住まいが多く見られます。annieclougherty.com+1

■ “サーフカルチャー”を背景にした暮らしのリズムと住環境

この街ではサーフィンをはじめ、ビーチでのリラックス、海風、日差し、砂浜——自然とともに暮らすリズムが、住宅設計にも影響を与えているようです。波の音、風の抜け、夕暮れの光、海の色。これらが住まいの価値として設計に取り込まれています。Visit The USA+2フォートラベル+2


③ “自然屋(佐藤建設)”として学べるポイントと、日本での住まいへの応用アイデア

■ 敷地や眺望・光を“資産”と捉える設計

たとえ日本のような地形・気候であっても、敷地方向、景色、光の入り方、風通し——これらを最大限活かすことで、海辺のような“開放感ある暮らし”を再現できる。
具体的には、

  • 南向きや眺望の良い方向への大きな窓・開口

  • バルコニーやデッキ、中庭などの屋外空間

  • 室内と屋外をつなぐ動線設計
    などを意識することで、光と風、季節感を感じる住まいが作れます。

■ デザインスタイルの選択肢としての“ビーチ/地中海スタイル”

ハンティントンビーチのようなスパニッシュ、地中海、ビーチハウス風のデザインは、日本の自然素材や和のテイストと組み合わせても相性が良い可能性があります。
例えば、白壁+木、塗り壁+漆喰、屋根の形状、外部テラス、窓の配置などで、“和×地中海/ビーチ風”という新しい住まいの提案も考えられます。

■ 屋内外をつなぐ“暮らしの余白”を設計する

住宅を「住む場所」だけでなく、「暮らしを楽しむ場」「風景を取り込む場」として捉え、屋内空間だけでなく庭・テラス・外構・植栽を含めたトータル設計をすることで、住む人にとって豊かな暮らしを創出できます。

■ 立地・気候を読み、快適性とデザイン性を両立させる

ハンティントンビーチの住宅は、海風・日差し・気候を考慮しつつ、デザイン性と快適性を両立しています。私たちの住宅設計でも、気候・敷地条件・周囲環境を熟慮し、快適で長く住める住まいを目指すことが重要だと再認識しました。


📝 まとめ

ハンティントンビーチ沿いの住宅地散策を通じて「海・光・風・外部空間・景観」と住まいが一体となった暮らしのスタイルを強く感じました。
この体験は、宮崎という地域で家づくりをする私たちにとっても、多くのヒントを与えてくれます。

これからも「環境・景観・自然との共生」を大切にしながら、住まいの設計を考えていきたいと思います。