イタリア ミラノサローネ展示会 1イタリア ミラノ
照明・家具・建築材料などなど沢山の企業が
出展しています。
撮影:佐藤建設株式会社 佐藤光輝








































海外視察レポート|イタリア ミラノサローネ展示会 ① — 世界最大級デザインの祭典を体感
① 展示会の概要 — 世界最大級の家具・デザイン展示会
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ミラノサローネ(Salone del Mobile.Milano) は、イタリア・ミラノで毎年開催される 世界最大級の家具・インテリア・デザイン展示会 です。家具、照明、建材、インテリアアクセサリーなど、住宅まわりのさまざまな最新トレンドが集結します。
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展示は主に フィエラミラノ(Fiera Milano) で行われ、世界中から住宅デザイン・インテリア関連の企業が出展します。(turn0search15)
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会場だけでなく、街全体を使った「ミラノデザインウィーク」として、都市各所(ショールーム・ギャラリー・ショップ)でも関連イベントが開催されます。これは「フオーリサローネ(FuoriSalone)」と呼ばれ、デザイン文化を体験する重要な機会でもあります。(turn0search20)
② 展示の見どころ — 多様なデザインと世界の潮流
🛋 家具・照明・建材の最新提案
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ミラノサローネは、家具・照明・生活空間をつくるアイテム全般の最新トレンドを“いちどに体感できる場”です。
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今年の展示では、自然素材・ニュートラルカラー・柔らかなフォルムといった “視覚的な心地よさ” や“素材の質感”を重視する傾向が見られました。これは、住宅空間でも重要な“暮らしの質”につながる表現です。(turn0search1; turn0search7)
🎨 空間・素材・造形の多様性
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出展品には、曲線的で柔らかなフォルム、レトロ感のあるデザイン、素材の混合表現などが多くあり、住宅やインテリアにおける“居心地のよさ”を追求した空間提案が目立ちました。(turn0search1; turn0search7)
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世界中のブランドやデザイナーが提案する家具や照明は、単なる“プロダクト”ではなく、空間演出の一部として統合的に展示されているため、住宅全体をデザインする上で参考になる体験ができます。(turn0search0)
③ 視察から得た学び — 住宅への応用ポイント
🔹 素材・色・フォルムの活かし方
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展示で見られた 素材の質感、色彩、柔らかなフォルム は、住宅空間でも「個々の素材が持つ魅力」として活かせます。たとえば、自然素材を使うことで、視覚だけでなく触感にも心地よさをつくることが可能です。(turn0search1)
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家具や照明は “単体での価値” だけでなく、空間全体の居心地・体験価値を高める要素 として捉える必要性を感じました。
🔹 世界のデザイン潮流を知る意義
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ミラノサローネは、世界各国の住宅・家具メーカーやデザイナーが集まる場として、最新デザインの方向性や技術トレンドを一度に把握できる貴重な機会です。
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住宅設計においても、世界の作り手が重視する視点(素材・色・機能・空間性)を知ること は、より洗練された提案につながります。
④ まとめ
ミラノサローネ展示会は、単なる家具・インテリアの見本市ではなく、“デザイン全体の潮流を体感できる場” です。
伝統的なクラフトと最新技術、素材と色、フォルムの表現……こうした多様な要素が展示を通じて観る人に伝わることで、住宅空間の「豊かさ」「心地よさ」「体験価値」をどうつくるかという視点が深まります。
今回の視察を通して、私たち佐藤建設は、こうした 世界基準のデザイン思想や空間体験のあり方 を住宅提案・設計に活かしていきたいと感じました。